俺のIrmscherのテールランプは、極めて調子が悪い。
フツーの車はこんなところの調子が悪くなるなんてことはないだろうから、調子が悪いといっても何のことだか判らないかもしれないが、とにかく調子が悪いのである。
症状としては、周期的に点滅を繰り返したり、突然消えてしまったりする。そうかと思えば、全然問題が無い時もある。当たり前だが、阿呆ご用達のテールランプ点滅マシーンを入れてたりしているわけではない。
実は原因は判りきっていて、俺のIrmscherは87.5型であるにもかかわらず、88型のテールランプに入れ替えているからである。これらの間には互換性は全然無いので、配線やコネクターは自作したのだが、その出来が悪いのだ。
ついでに言うと、テールランプの作り自体も、粗悪とまでは言わないまでも出来が悪く、テールランプ側のフィルムケーブルみたいなものと、車体側のコネクターが接触不良を起こし易い。なので、本当に自作コネクターが悪いのかどうかは、実は判らないのだ。
そこで自作したコネクターのあたりを見てみると、3本の電線を強引にひとまとめにして、コネクターの端子に固定しているところが、実にヤバいことになっていた。3本のうち1本が外れかけている。
そして、軽く引っ張ってみたら、全部抜けてしまった。あーあ。
そもそもこんな取り付け方をする俺が悪い
しかし、こんなところで半田ゴテを使うわけにもいかないので、新しい端子に付け直すのが関の山。電工ペンチを取り出して、電線を固定しておしまい。
今回は豪華にもカバー付き
作業内容の是非は別として、少なくとも電流は流れているはずなので、テールランプにコネクターを接続して、スモールランプを点灯する。作業開始前は消えたままだったテールランプが、今はきちんと点灯している。
やっぱりこのインチキコネクターが原因だったか、と思いつつコネクター近辺を揺さぶってみると、それだけでテールランプは点滅してしまう。ダメだこりゃ、テールランプのフィルムコネクターが寿命だ。
まあいい、揺さぶらなければ問題なさそうだから、放っておくことにしよう。悪いのはいすゞであって、俺じゃない。
そして近くのスーパーに買い物に行こうとすると、今度は右側のウインカーが突然死んでしまった。左だけじゃなくて右もダメか。重要保安部品の修理をテキトーに済ませた罰があたってしまったようだ。
ちなみに、ウインカーは玉切れではなく、やっぱりテールランプのコネクターを抜き差ししたら直った。これだから電気系の故障は嫌いだ。