そのようなものが出るという話自体は随分前から聞いていて、基本的にコレクション趣味は無い(と思い込むことにしている。金がいくらあってももたないため)ので、あーそうなんですかーすごいですねー、ぐらいにしか思っていなかった。
発売日が近づくにつれて、生産量が少なくて簡単には手に入らないとか、書店での予約すら怪しい(予約自体は受け付けてもらえるけど入荷を保証できない)とか、そんな話が聞こえてきた。この時点では、相変わらず「ふーんそうなんだ」である。
そして発売されてみると、SNSにはいくつかの購入報告が上がってきた。書店を何店も回って入手した人もいるようだ。モノ自体は細かい注文はあるものの概ね好評で、そこそこの満足度を得られているようだ。でもまあ高いしねえ…とは思いつつも多少気になってきたので、会社帰りに近くの本屋に寄ってみたが当然在庫なし。
何店舗か回ってみても見かけることはなく、存在を忘れかけた頃に、名古屋出張のついでにふと思いついて名古屋駅付近の本屋に入ってみると、書棚の奥の方にひっそりと積まれていた。思わず買ってしまったのは言うまでもない。
無駄にデカい箱をわざわざ新幹線で持ち帰ることになってしまった。
帰宅し、箱から出して観察してみる。確かになかなか出来が良い。この手のもので大事なのはパッと見のイメージに違和感がないかどうか。少なくともそこはクリアしている。
誰も触れていないが、オマケの本体の冊子は極めて当たり障りのない内容で、概要紹介記事としては十分なものであった。
(後日談)
そしてあらためてAmazonを見てみたら物凄い値段になっていた。買っておいてよかった…のか?