TDM850到着

落札したTDM850が高栄運輸のオッサンの手によって届けられた。これまで色んなバイクや車に乗ったが、わざわざうちまで持ってきてもらったのはこれが初めてだ。最初で最後になるような気がする。
うちの前までトラックで来てもらうのは大変なので、TDMだけ適当なところで下ろしてもらって、うちの前まで押してきてもらった。
一度うちの前を通り過ぎてしまったオッサンが戻ってきた
040502_track.jpgもう一台はどこまで行くのだろうか
大阪から神奈川までの輸送代金は31,500円だった。代金と引き換えに書類を貰う。Webから申し込んだ際に1000円の割引クーポンを貰っていたのだが、それをすっかり忘れていて1000円貰い損ねてしまった。
こうしてTDM850は無事俺の元に届けられたのであった。
実に表現しづらい顔つき。魚介類か、それとも昆虫か。
さて、一見悪くないように見えるこのTDM850、やっぱりボロかった。ただ、フロントカウルがボロボロなのを除けば、あとはグラブバーやマフラーに傷や凹みがある程度で、錆だとか油漏れだとかいった致命傷に至るような破損は無いのが救い。
  カウル右側はボロボロ
040502_left.jpg左側も同じくボロボロ
040502_seat.jpgシートの手繕い箇所
ま、14万だからこんなものでしょう。動くことには問題が無いので十分だ。早速試運転といきたいところだが、その前にTDMを停める場所を確認しなければならない。
040502_garage1.jpg 040502_garage2.jpg
ボウボウと生えている草木に沿ってガサガサと前進して止めなければいけないのは仕方ないとして、やけに柔らかい地盤や道路との段差、それと新たに追加した平石なんかのせいで、停車姿勢が妙に直立に近くなってしまうのが少々気がかりだ。
その懸念は1日後に早くも現実となってしまった。TDMを停めてヘルメットを脱いだりしていた俺の目の前で、TDMはゆっくりと向こう側に倒れていってしまった。幸い草木にもたれかかった程度で転倒には至らなかったが、これが数十万のピカピカバイクだったら目も当てられない。高い金を払ってBuellなんか買わなくて良かった。(外装が)ボロいバイクにしといて良かった。少なくともここに住んでいるうちはボロいやつで充分。
と、思うことにしておきます。