アルミホイール初磨き

JR130には、13インチディッシュアルミホイールを履かせているのだが、これは元々ついていたものではなく、入手から2年にわたる錆取り作業から復活させる際に、たまたまヤフオクに出ていたものを落札したデッドストック品を装着している。

しかし、あれから22年。一度たりとも磨いたりすることなく、せいぜいパープルマジックやらホイールクリーナーやらのケミカル系対処を数回した程度のホイールは、ほぼ何もしていないも同然の汚さであった。せっかくのデッドストックが台無しである。

高圧洗浄機不発

センターコンソールの作業を終えて気分が良くなっていたところで、たまたま自宅外壁掃除用に借りていた高圧洗浄機が視界に入った。普段だったら全くそんな気にはならないのだが、この日に限ってはどういうわけか掃除してみようと思い立ち、ためしにやってみた。

さてどうなったかというと…汚れはほぼ落ちず、黒い塗装だけ剥げるという微妙な結果に。

うむ、これは明らかに失敗だ。

挽回策その1

無駄なことをしただけならまだしも、塗装まで剥がしてしまったとなっては収まりがつかない。このまま放置するのは極めて不快なので、やってしまうことにした。

ホイール磨きなんてやろうとしたことがないのでわからないが、要するに研磨だろう。メンドクサイのでドリルに錆取りアタッチメントを装着してガリガリやってしまいたくなる衝動を抑えて耐水ペーパーを取り出す。400番ぐらいが丁度良い気がするが、そのあたりの番手は240番と600番しかなかった。仕方ないので600番でやる。

まずは外周、つづいて内側と擦り続ける。

600番では細かすぎるのか、それとも22年の放置がいけなかったのか。かなり擦ってもなかなかキレイにならないが、それでも少しずつキレイな領域が広がってくる。

そしてようやく左前輪の作業を終える。疲労感がそのまま結果に現れるので気分的には良い。これが錆取りだと、やるだけやって壊してしまったり後戻りできなくなったりすることが多々あるのだが、ホイール磨きではそんなことはない。

続いて左後輪も同じ作業をする。既に疲れているのでテキトーになってしまうのは致し方ない。パッと見は前輪と大差ない程度まで磨いたところで、この日の作業は一旦終了とする。水切りも兼ねて試運転に向かい、いつもの場所で停める。何故か左側から磨いてしまったので逆向き駐車である。

おぉ、これは良い。素晴らしい。見違えたようじゃないか。お洒落は足元からと言うがその通りだ。

挽回策その2

こうなると右側も磨きたくなるのだが、もう600番でやるのはメンドクサい。400番を買おうとしたのだが、そもそもホイール磨きなんぞクレンザーとスチールウールで十分だという話を聞いたので、試しにそれでやってみることにした。そこで取り出したのはShop99辻堂浜竹店で買ったクレンザーである。

早速擦ってみる。落ちることは落ちるのだが、耐水ペーパーよりワンランク落ちる。とは言え、何もしない状態よりは格段に良い。

右側の全後輪両方やって一旦終了とする。まあまあじゃなかろうか。

左右を比べると、耐水ペーパーで擦った左側のほうが仕上がりが良いが、どうあがいても左右並べて見比べることは出来ないので、とりあえず不問とする。

残課題

というわけで以前より明らかに綺麗にはなったのだが、高圧洗浄機のやらかしは実は全く解決していない。剥がしてしまった黒塗装は、相変わらず剥がれたままだ。塗れば済む話なのだが、その前に塗装部に残ったブレーキダスト等の汚れを落とさなければならない。しかし無数の穴をゴシゴシやるメンドクサさが先立ってしまって何もしていない。いつかやらねばならないと思いながら何年も経つ気がして仕方がない。というか、たぶんそうなるだろう。