ATF漏れ&ステアリング修理

車検時に継続対応となり、諸般の事情により再修理になったATF漏れ対応。一筋縄ではいかないかもしれないとは思っていたが、想像より時間がかかった。

  • オイルパンのパッキンを一旦取り付けた → まだ漏れている
  • 液体ガスケットを塗布して再取り付けした → 別の箇所(シフトレバー支点部のオイルシール)から漏れが発覚
  • オイルシールを交換した → 反対側からも漏れている
  • 仕方ないので反対側も替える → 諸般の事情で際修理

何かやると別のところから漏れる、の繰り返し。これはどうしようもない。そして、部品の取り寄せにいちいち時間がかかる。

特にATFのオイルシールが問題だった。まず在庫なしでバックオーダーになり、そこから製作したので1ヶ月程度かかった。その後、反対側(同じ部品)も交換になり、それは前回作ったからすぐに来るだろうと思ったらまた1ヶ月かかった。理由はわからん。

その部品が5月連休明けに入荷したとの連絡があったので持っていくことになった。

そして、部品の入庫を待っている間に「ステアリングのセンターが出ない現象」が発覚した。この現象の原因はステアリングラックマウントブッシュの劣化であることが多いが、その場合は左右どちらに回してもセンターが出ない(センター位置が1時だったり11時だったりする)が、今回は右側でしか現象が出ないので、なんか違う気がする。とりあえず持ち込んで見てみてもらう。

右側にズレる

ズレるのはいつも右側

ただズレるだけならいいが(よくないが)、ステアリング操作レスポンスも明らかに悪化していて、このままの状態で長距離を走りたくない。ATFオイルシールのついでにこちらも確認&修理を依頼する。

確認結果はすぐに来た。ラックマウントのブラケット部が破断しているとのこと。

パックリ

そういえばこのJR130、3万円で入手した時点でもステアリングが駄目で、同じような症状が出ていた。矢部自動車での車検取得時に溶接して直したという話を聞いていた。多分その箇所がまた破断したんじゃないか。こんなに何度も破断するのは完全に設計ミスだな。ステアリングラック周りが84.5型から部品変更されているあたりからも、そのあたりが伺える。

今回も溶接して直すことになった。

溶接箇所

作業の都合で数日の待ちが発生し、持ち込みから1週間後に引き取りとなった。

走らせてみると、ステアリングの反応が明らかに良くなった。以前は破断していてまともに動いていなかったので、普通になっただけとも言える。

引き取りの帰り道といえばラーメンだ。小山ガレージの近くにあるニュータンタンメンに行こうとしたら水曜日は休みだった。他に適当に見繕っていってみたがやはり休み。仕方ないので環状2号を自宅方向に走って環2家に行ってみたら混んでいる。結局寺田家になる。前にもそんなことがあったな。

せっかくなのでナイトドライブでもしたいところだったが、残念ながら雨。まあそれはそれで味わいのある写真は撮れる。

そんなわけで何度か工場と自宅を行ったり来たりしながらも修理は終わった。自宅駐車場の地面を湿らせていたATFを目にすることはしばらくなさそうだ。

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