GRIIIのセンサーにゴミが付着するという話は結構頻繁に耳にするが、自分のGRIIIでは起こったことがなかったので、関係ない話だと思っていた。
それが、東北ツーリング時の写真から「ん???」というものが見え始め、西伊豆ツーリングの際に富士山を撮った写真で、あ〜これはどう見てもゴミだ、というものが現れてしまった。
ひたすらダストリムーバルをしまくるとか、掃除機で吸うとか、色々な噂話は目にするが、どうせ駄目だろう。一眼レフだったら普通にペッタンツールで除去できるのに、GRIIIだとその手段が使えない。そして、放っておいても絶対に直らず、ずっとこのままだ。
これはもうどうしようもない。潔くリコーのピックアップリペアサービスに頼んだ。概算見積は17,500~55,000円。カメラ本体の分解が不可避なので、時間単価を考えれば妥当と言わざるを得ない。
ピックアップリペアサービスは以前にFA43 Limitedレンズの修理で使ったため、これが2回目になる。ヤマト運輸が引き取りに来て、カメラを裸で渡し、その場で箱に詰めて持っていく。先方が極力何も付属品がない状態を希望するので、ストラップやケースは勿論のこと、SDカードやバッテリーも抜いて本体だけの状態で出す。
しばらくすると見積額の連絡メールが来る。修理金額は¥10,850(税別)で、当初の概算見積より安い。これに作業続行で返信すると修理開始になる。返信メールには、修理期間は2週間前後と書かれていたが、実際には翌日には修理完了・発送の連絡が来た。2週間というのは定形文なのだろう。
そして予定通りにGRIIIが届いた。集荷はヤマトなのに、何故か配送は佐川だ。代引きしか使えないので、直接現金で代金を支払う。無駄に手数料がかかるし、現金を使うのも面倒なので、クレジットカード決済にしてほしいところだ。
GRIIIは、過剰なまでの梱包材に包まれて届いた。
戻ってきたGRIIIは、当たり前だが普通に使えている。ゴミが無くなった以外は各所のスレ傷や汚れも含めて前のままだ。物理的に仕方がないことだとはわかっちゃいるが、ゴミが入らなきゃ無駄に作業費を払ったり、GRIIIが無い数日を過ごすことは無かったのに…という思いがどうしても出てくる。次のモデルがあるのかはわからないが、ゴミ対策が強化されていることを祈るばかりだ。
ピンバック: トリプル・スカイライン | sabitori.com
コメントは受け付けていません。