ちょっとばかり時間があったので、昨年10月の岐阜ツーリング以降、全く乗っていなかったK1100RSを冬眠から起こすことにした。
前回ツーリング時に以下の問題が発覚した。これらの状態を確認しないことには走る気にならない。
・ブレーキパッド(と思われる)から鳴きが発生
・燃料ポンプの異音
パッドについてはグリスを塗るぐらいしかできることがないが、一応残量も確認しておきたい。早速キャリパーを外してみる。
フロントは、減ってはいるが即交換というほどではない。少なくとも5,000kmはもつだろう。
リヤはというと、なんだか妙に片減りしていた。
どこかの滑りが悪かったりするとこうなることがあるとのこと。この場でキャリパー分解清掃などする気にならないので、とりあえずキャリパーピストン周りに潤滑剤を吹き、左右入れ替えただけでお茶を濁す。入れ替えたので、仮にまた片減りしても、暫くすれば両方とも同じ厚みになるだろう(そんな都合がいい話になるかどうかはわからない)。
各ボルトを規定トルクで締めて、ブレーキ関連はおしまい。続いて、燃料ポンプを確認する。
ポンプ音確認のため、ガソリンタンクの蓋を開けたままエンジンを掛けて確認する。やはり変な音がする。この手のものは必殺技「放置」では直らないので致し方ない。
これ以上やれることがないので、雨中走行後に洗いもせずに放置していたので軽く洗車する。そして、とりあえずブレーキ動作の確認のため、自宅周辺を試運転する。
特に問題は感じられなかった。
問題無さそうなので、約半年ぶりのプチツーリングに出かける。ツーリングというより、ちょっと長めの試運転に近い。西に向かいたかったが、渋滞気味なので断念し、三浦半島南部一周に留めた。
なんだか桜の時期は毎年ここを通っているような気がするが、年々時期が前倒しになっている。
この漁港もよく来るところだが、ここにも桜があることは把握していなかった。
そして三戸浜近辺を走っておしまい。
たかだか60km走行でクラッチを握る左手が痛くなってしまうところがなさけない。
燃料ポンプは、アイドリングでは普通だが、少し開けただけで回転数等の依存しない一定周波のチ〜〜という音を出し続けていた。以前の記録によると2011年、48500km時に交換している。9年間使用し、約20,000km走行。ほぼツーリングでしか使っていない。壊れても不思議ではないが、ハズレの部類だろう。
すぐに走れなくなるとも思えないが、出先でいきなり動かなくなることにビクビクしながら走るのは気分がよろしくない。諦めて替えるしかないだろう。