第263回 ピアッツァ横浜オフ

毎年のことだが、5月連休前の最終日曜日が、最後の「それほど苦労せずに行ける横浜オフ」だ。この次からは熱中症防止対策を徹底するか、違う車両で行くか、そもそも行かないか、になってしまう。

熱くもなく寒くもなく、日差しもそれほど強くないという比較的走りやすい気候の中、途中ちょっとだけ寄り道をする。あと1ヶ月半ぐらいすると、ここには紫陽花が咲き乱れる。その頃はもう蒸し暑くて不快になっているし、どうせ見学者が多くて路駐もできない。

もう1年以上付き合い続けているエンジンの鼓動感とともに都筑PAに向けて走る。
ちょっとした異音・異臭・違和感にいちいち過剰反応してしまうが大抵なにも起こっていない。
しかし、なにかおこってしまったことも何度かあるので油断ならない。
緊張感を保ちながら走り続けて目的地到着。心地よかった気温はかなり上がっていた。

着いた当初は駐車場がスカスカで、皆真面目に外出を控えているのかと思いきや、しばらくするとほぼ埋まった。これ以上は特に書くまい。

今回はデロリアンが3台来場。過去最多だろうか。

道路を挟んでピアッツァとデロリアンが並んだので面白い絵面になった。

次第に天候が悪化してポツポツと雨が降り出したところで退散した。

その後ポツポツ雨は雷雨となる。ワイパーの速度を上げるとキーキー音が出て相変わらず不快だ。
窓を閉めざるを得ず、急激に上がった湿度を逃がす手段もなく、ハンドルがベタベタすることがさらに不快感を高める。
その雨も南下するにつれて弱まり、環状4号の朝比奈のトンネルを抜けると全く降った形跡が無かった。
乾いた道路を走るうちに不快感もおさまる。晩飯の食材等を買い込んで帰宅した。

駐車場停車後、なんとなくオドメーターを見ると、見慣れない数字が並んでいた。
滅多に動かないせいで、おぼろげながら「いつもの数字」が脳内に残っているためだろう。
数字を比較すると、どうやら39kmほど進んだようだ。

忘れた頃に突然動き、そしてすぐに動かなくなる。
次にメーターが進むのはいつの日か。