ピアッツァで丹沢湖あたりを走るツアー

カレンダー上は平日だが、急ぎの仕事がないので休みをとった。
特に意味はないが、なんとなくピアッツァで西に向かうことにした。

なんだか1年ぐらい前にも似たようなことをした記憶がある。あの時は箱根近辺だったが、今回は丹沢方面とした。宮ヶ瀬⇒道志⇒山中湖、というのも少しだけ考えたが、自分のピアッツァは走りを楽しむようなクルマではないので、のんびりしているであろう丹沢にする。

普段より1時間ほど早めに起床し、一通りの家事を終えて、しばしエンジンを暖気してから出発。休みの谷間ではあるが、休んでいる人はあまり多くないのか、道はガラガラだ。

ほぼ渋滞に遭うことなく柳島のガソリンスタンドに到着。給油と空気圧調整を済ませてR134を先に進むと、富士山が見えてきた。

いつもの曽我梅林東側の富士山ビュースポットに向かうが、着いた頃には富士山は雲の向こう側に隠れてしまった。仕方がないので曽我梅林そのものに向かう。

観梅の時期はとっくに過ぎているので観光客は皆無。ごくたまに地元民が通る以外は誰も来ないので散策し放題だ。梅の木にはすでに実がついており、そこら中に梅の実が落ちている。拾い放題だ(拾っていいのかどうかは知らない)。

ひととおり撮影を楽しんで曽我梅林を後にする。観梅の時期もこのぐらいガラガラだったらいいのに。

大井松田IC付近のすき家で昼飯を買ってから丹沢湖に向かう。Google Mapによると28分で着くようだ…が、単純に向かうわけがなく、あえてR246から狭い県道に逸れて寄り道する。キャンプシーズンになると、こんな道にも渋滞を避けたクルマが来てしまうが、メインの通りがガラガラな平日は誰も通らない。

その後は丹沢湖に向かい、玄倉林道手前のビュースポットで停まる。昨年夏は貯水量が少なく、川底というか湖底というか、とにかくこのあたりから下に降りて徒歩で泳ぎに行けたのだが、今は全く違う姿になっている。泳ぐどころかボートが不可欠だ。

一通り撮影を終え、すぐそばの駐車場に停めて昼飯とする。

ここ丹沢湖は標高400mなのでまあまあ涼しいが、クーラーが効かない車内は少々暑かったのでルートビアが美味い。焼きそば牛丼は、まあ見た目通りの味ではある。焼きそばがちょびっと乗っただけでノーマル牛丼にプラス150円(500円)は少々お高いと言わざるを得ない。420〜450円が妥当だろう。すき家のトッピングは昔からコスパが悪い。

ジャンクな食い物と飲み物で腹を埋めたところで再び走り始める。北岸の一方通行路を淡々と走る。

相変わらず誰も通らない。こうして何度か広いところに停めて撮影に興じていたが、追い越されたのはたったの2台。平日って素晴らしい。

一方通行路を抜けて河内川沿いに北上する。小さい温泉街を抜けると最終的にはキャンプ場エリアになるが、今日はキャンプをしに来たわけではないのでそこまでは行かず、適当なところで戻る。

丹沢湖を後にし、トンネルを抜けて坂を下る途中で右折し「ダム公園」に向かう。ダム下側の谷間にある公園なので、全体的に雰囲気が暗い。公園というより、巨大なダムや工事用トンネルといった「男の建造物」を楽しむ場所のように思える。

その後はR246に戻り、東ではなく西に向かい、快走路をウロウロしたが、撮影スポットは特に無いため写真はまったくない。晩飯用の焼きそばや丹那牛乳等を買って帰路についた。

当然のように有料道路ではなく裏道と一般道を駆使して帰宅したが、いつも暗くなってから走る道を明るいうちに走ることはそれなりに新鮮だ。気温が下がった夕方の海沿いは快適だった。

ピアッツァの調子はいつもと変わらず、普段通りズボボボと言いながら約200kmの行程を走破した。水温計はいつもの下から三段目ではなく四段目を指していたが、標高が上がると三段目になった。気温の変化に連動しているので、機能していると言えるだろう。

最後の最後、鵠沼から江ノ島あたりで左前方からバコンという激しい音がしたが、走行上の変化は感じられず、外装の損傷もないので詳細不明。何かが下回りにぶつかったのかもしれない。

とりあえず月末のイベント(芦ノ湖スカイライン)に向けての予行演習はクリアしたと言えそうだ。

なお、前回走行時に突然動き出したオドメーターは、全く動くことはなかった。またしばらく動かないだろう。

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