年明け早々ラーメンが食いたくなったが、さすがに開いている店は数少ない。こういう時に頼りになるのが、全国どこにでもあるラーメンショップ。(本当にどこにでもあるのかは定かではないが)
藤沢市大庭にあるラーメンショップは、少なくとも元旦から開いていることは確認済みだったことと、金曜日は「ラーメンデー」でラーメンが300円になることもあって、今年最初のラーメンはここで食うことにした。
店についてみると、年末に大掃除をしたのか、妙にこぎれいである。そして、金曜日はいつも出ている「本日ラーメンデー」という怪しい張り紙が無い。しまった、失敗したか、とは思ったが、他のラーメン屋が開いているのかどうかも判らないので、仕方無くここに決める。
普段の金曜日ならかなり混雑するのだが、今日はさすがに客は少ない。先客は3組だけである。いつもは5人くらい居る店員も今日は3人だけで、しかも今まで見たことが無い人ばかりだ。
いつものようにラーメン2つ(1人前500円)と餃子1つ(1人前5個で150円)を頼む。店員がいつもの顔ぶれと全然違うので、まともなものが出てくるのかどうか心配だったが、出てきたラーメンはいつもと同じものだった。チェーン店みたいなものだから当然と言えば当然か。味の方は、まあ普通のラーメンショップの味であり、特筆すべきものは無い。
店内のテレビでは「スポーツえらい人グランプリ」を放送しており、客も店員もラーメンそっちのけでハイジャンプ投法に見入ってしまっていた。それが許されるのがラーメンショップのいいところである。ラーメンが宗教化しつつある昨今、こういう堅苦しくないラーメン屋は、それはそれで良いものだ。
店のニイチャンに会計を依頼すると、750円になります、との返事だった。何だ、張り紙は出てなかったけど、実はラーメンデーだったのか。何だか得した気分だった。
ワタシも本日2004年ラーメンはじめにいってきました。
・支那そば 流星軒(吉野町というか南太田というか)
微妙に人気のラーメン屋で、支那ソバと自分でいってるだけあって、和風ダシに細めストレート麺の支那ソバっぽいラーメン。うちから車で5分程度なんですが、常に(ナゼか)行列があるお店。支那そばは650円で、いろいろトッピングの入っている流星麺は750円なんですが、流星〜の方が品切れとのことで奮発してワンタン麺にしました。(850円だったかな?)
味はカツオかどうか定かではないですが、〜節系の香りが漂う和風ダシで、さっぱり系とはいえ油はちゃんと浮かんでいたりして。寒くてハラ減ってたので、アツアツのスープ及び麺はかなり滲みいりました。しかし細めの麺がのびやすいので、猛烈な勢いで喰わねばならず、口の中をヤケドしてみてり。
まあ旨いんだけど、並ぶほどか?というカンジなんですが、今日は並ばなかったので満足感は大。
ああ、トッピングが美味しいです、このお店。柔らかチャーシューはかなりイイ出来だと思います。あとワンタンもウマイ。店がこぎれい。ジャスミンティーのサービスがいい。
オヤジさんは普通のスマートな中年男性ってカンジ(サラリーマンだと言ってもおかしくなさそう)なんですが、強烈なエーちゃんファンらしく、ツアーTシャツを着、店内にはエーちゃんのCDがかかり、カウンターには「YOKOHAMA YAZAWA FAMILY(だったかな?)」というプレートが飾られていたりします。でも押しつけがましくないのがかなり不思議。多分店の雰囲気が押しつけがましくない、のが人気の秘訣のような気がします。
この店含めて、地下鉄吉野町駅周り(鎌倉街道と16号の交差する近辺)はラーメンのプチ激戦区で、今度新しく製麺所が経営するラーメン屋ができるようです。
店の看板には「同じ値段で3玉まで!製麺所直営だから出来るサービス!」みたいなことが書かれてました。そんなに喰えないっての。
是非チャレンジしてみたいと思いつつ、その店の場所って過去2軒のラーメン屋が瞬く間に潰れた場所だったりして、行く前につぶれやしないかとドキドキもんだったりしてます。
う〜ん、吉野町の場所が判らない。トホホ。
しかし3玉はちょっとやりすぎですねえ。スープがもたなそう。そもそもワタクシは2玉もそうそう食えませんけれども。
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