トランク内装修理&交換

カバーもかけずに長年放置していたことによりトランク内装のプラ部品は激しく劣化しており、何度か別の部品に交換していたのだが、その交換したほうの部品も、直しても直してもあちこち割れる事態になってしまった。割れただけならまだいいのだが、ちょっとした振動でいちいちミシミシと音を立てて五月蝿い。

手持ちの予備部品はないかと探したところ、1箇所バキッと割れているものの、それ以外はまともそうに見える部品があった。

コレはたぶん今のやつの前に使っていたものだ。その時は今のやつのほうがマシだったから変えたんだろうけど、今となっては前のやつのほうがマシになってしまった。それだけ劣化してしまったのだろう。

FRP補修用の樹脂は手持ちがあったのだが、とっくに固まってしまっている。POR-15を樹脂代わりに使うこともできるが、本来の使い方ではないし、そもそももったいない。そこでAmazonで樹脂と硬化剤、アセトンのセットを買った。今回はコレを使う。

まずは割れた部品を表側から養生テープで固定する。ひっくり返した裏側に、硬化剤を混ぜた樹脂を流す。そして、20年ぐらい前に大量に買って、未だに使い切れていないグラスファイバーをハサミで切り、樹脂の上からあてがう。さらにそこに樹脂を乗せる。

反対側もちょっとした割れがあったので、同じように直す。

硬化剤が少なかったのか、なかなか硬化しなかったが、翌朝になったら固まっていた。

そして、修理したものに入れ替える。

普通はこれだけでおしまいなのだが、もう少し作業する。ハッチゲート側のワイパーモーターあたりのバキバキに割れているプラ部品を外してしまった。

特に取付部が割れまくっていて、固定するという役目をまるで果たしていない。どうせこんなの見えやしないのだからどうでもいい。直すのも面倒なので外してしまえ。

そして、残されたハッチゲートの左右両サイドのプラ部品は、噛み合わせが悪くて浮いていたので押し込む。

色々やったのでどれが効くかわからないが、これだけやればミシミシ音は消えるのではなかろうか。

そして翌日試運転。不快な音は消えていた。当面コレで良しとする。