珍しくソロ活動をする余裕がある金曜日の夜。家で普通に晩飯を食っても面白くないので、以前よくやっていた行動をとることにした。そんなに大それたことではなく、市営プールに行ってラーメンを食って帰ってくるだけなんだが。
せっかく時間があるので、近隣のよく行くプールではなく、以前よく行った茅ヶ崎市屋内温水プールまで遠征することにした。プール自体には大した特徴はないが、ジャグジーが広いことと、駐車場が無料であること、客が少ないことがメリットだった。
エンジンの不安もなく、そしてオーディオ周りが格段に良くなったピアッツァで、平日のガラガラなR134を西へ走る。道自体は非常に良いのに常に混んでいるのがR134の唯一の欠点なのだが、平日はその欠点がない。単純に素晴らしいドライブになる。
1時間弱のドライブを終えてプールに着く。
以前とは若干作法が変わったプールでの水泳を終えた。後は晩飯のラーメンだ。行きたいところは色々あるが、やはりここは辻堂の「樹」だろう。いつも停める怪しいコインパーキングにピアッツァを入れる。いま住んでいる逗子葉山エリアとは異なり、金曜の夜の街には泥酔した若者が多く、あちこちから笑い声や奇声が聞こえ、店の前でうずくまって泣いている女と慰める友達がいる。どちらが良いのかはなんとも言えないが、こちらのほうが活気があることは確かだ。
そんな懐かしい雰囲気を感じながら「樹」に入ると、珍しく混んでいた。いつまでも営業してもらいたいので、混んでいるのは良いことだ。例によって「ラーメン」を頼む。「ワンラーです」の掛け声が懐かしい。
久しぶりのラーメンを堪能した。あとは帰るだけなのだが、なんとなく江ノ電が走る道に来てしまった。そしてさらになんとなく道端に停めてボケーとしていると、そこに江ノ電がやってきた。思わず写真を撮った。
撮った写真を見ているうちに、反対側からまた江ノ電がきた。
古い300系や、スタイルの良い500系ではないのが残念だが、まあ1000系が来たので良しとしたい。
あとは本当に帰るだけ。英国紳士サウンドをなるべく轟かせないように気を使いながら帰宅した。久しぶりの平日ナイトドライブはなかなか楽しいものだった。次はいつ行けるだろうか。