左ドア&左フロントフェンダー購入引き取り

スピーカー交換のついでにやったパワーウィンドウ調整中にまさかのレール破損が発覚した左ドア。勿論プロの手にかかれば直せる可能性もあるのだろうが、最初からボロかったものを直してもボロいままだし、今ならまだ辛うじて後期モノの中古部品は手に入る(かもしれない)。

そんなわけでオークションを探してみたところ、とある業者から出ている外板パネルが軒並みお手頃価格で、且つ程度も良さそうなことがわかった。何故このクルマが解体車になってしまったのかはわからないが、単に部品として見ればお買い得だ。

落札するかどうか迷いつつ、ドア交換作業を請け負ってくれる板金屋を探す。いつものハトリックスでも勿論良いのだが、在宅勤務ばかりで全然外出しなくなってしまったので、横浜方面まで行くのがメンドクサイ。そのため近隣で良さそうなところがあれば…というわけで探した上で、1件あたりをつけてメールで問い合わせてみた。

すると、どうやら極めて多忙なようで、実車確認している余裕さえ今はなく、6月第2週なら…とのことであった。まあ多忙なのは良いお店である証左でもあるし、緊急対応が必要な状況でもないので、素直に先方の都合に合わせることにした。

というわけで、ドアも今すぐには必要ないのだが、いかんせんオークションなのでいつ誰かに買われてしまうかわからない。パーツはあるうちに買うのが鉄則なので、即決価格(約7000円)で落札してしまった。併せて、左フェンダーも落札した。ドアを買えるならフェンダーも外したほうがやりやすいだろう→左フェンダーも穴が空いているのでついでに変えてしまえ、という論法だ。

そこで問題となるのは、落札した部品をどこに送るかだ。板金屋さんがすぐに作業してくれるならそこに送ればいいのだが、残念ながらそうではない。出品者都合(というより、運送会社都合かもしれない)により、自宅へは送れず、営業所止めとなるようだ。以前タイヤを落札した時もそんな感じだったことを思い出した。まあ仕方がないのでそういうことにして、営業所へ送ってもらった。

そんなわけで、自家用車エクストレイルのトランクを空っぽにして、リヤシートも倒してノコノコと営業所へ向かったのだが、そこに待ち構えていたのは2つの超巨大な段ボール箱であった。

しかもデカイだけではなく激しく重い(ドアが)。とても持ち運べないので、エクストレイルのところまで営業所の人に手伝ってもらって運んではみたものの、とてもそのままでは乗りそうにない。

試しにやってみたが、当たり前のように入らない。

せめてフェンダーだけでも…と思いつつ、フェンダーの段ボール箱を載せてみたが、長すぎて入らない。

もはやどうしようもない。せっかく丁寧に梱包されているのだが、このダンボールはバラすしかない。暗い営業所の片隅でひたすら段ボールの分解に励み、クソ重いドアを持ち上げてエクストレイルに載せた。

さらにフェンダーの段ボールも同様に分解し、フェンダーを載せ、更にその上に畳んだ段ボールを載せる。

もはや部品を取りに来たのか段ボールを取りに来たのかわからないぐらいの分量になってしまったが、とにかく載せることには成功した。この状態で家に帰り、満載の荷物を下ろして、仮のドア置き場を確保した上で床にキャンプ用銀マットを敷いて、そこにドアを置いた。

予想を遥かに超える重労働であった。

しかし、このままでは日常生活に支障が出る。もっと隅っこの方に仕舞わなければならない。

その前に、ドアにおまけでついてきたパワーウィンドウ関連の動作を確認する。ちょっと前に外したK1100RS用のバッテリーとワニ口クリップで接続すると、今のパワーウィンドウより格段にスムースに動いた。おぉ、すごいぞ、これは当たりだ。

ざっとみた感じでは目立った傷等もなく、いい買い物をしたと言えよう。

さて、とにかくコレを仕舞いたい。場所はバイクの奥だろう。バイクを外に出して、その奥にある空間にドアを置くと、誂えたようにピタリとハマった。

この状態で壁やら家具やらに紐で固定し、さらに無事にバイクを置けることを確認したところでようやく格納完了となる。

部品を確保するという最低限のミッションは成功裏に終了した。バイクもそうそう乗らないので特に邪魔になることもない。あとは板金屋さんの手が空くのを待つだけとなった。

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