七夕の日にドック入りしたピアッツァのドア交換作業は、若干の紆余曲折がありながらも約20日後に無事終了した。
まずは一旦分解・取付して、交換可能であることを確認。
持ち込んだフェンダーは程度良好だったものの、ドア下部(表・裏とも)に、思いのほか錆があり苦労したとのこと。
錆は完全除去したわけではないので、どうせまた錆びる。せっかく交換したが、イタチごっこの繰り返しだ。
あとは、そもそも古い車なのでドア交換時に色々壊れて大変だった様子。このへんはさんざん実感しているのでよくわかる。
それでも無事に装着は完了。
そして納車となった。在宅勤務完了後の夕方に引き取りに向かい、そのまま板金屋さん近くのすき家で晩飯にした。ピカピカのドア&フェンダーは気分が良い。ストライプはこれからどうするか考えるが、何もないのも案外悪くない。そういえば最初の全塗装直後もそう思って暫くそのままにしていた。
古いドアは捨てるつもりだったのだが、持っておいたほうが良いですよ〜との言葉を真に受けて持って帰ってきてしまった。どうすんだこれ。
これで終わりではない。自分で外した内装は、自分で戻さなければならない。
早速直したばかりのモールを取り付けようとしたところ、取付け用爪の少し横を押したらパキッと割れてしまった。なんて脆いんだ。
真っ二つにキレイに割れただけなので、即FRP補修する。硬化剤を多めにしてすぐに固まるようにして、硬化を待つ間にスピーカーを取付ける。このドアには元々は後期型用のスピーカーボックスがついていて、前期型用スピーカーブラケット用の穴は使われていなかったのだが、無事に取り付けられた(タッピングビスを強引にねじ込んだ)。
そしてFRPが固まったモール、ドア内装の順に組み付ける。内装は微妙に噛み合わせが悪い(キツい)が、一応入る。そのせいか、パワーウィンドウの動きが渋い。結局交換前と大差ない遅さになってしまった。
スピーカーやら何やらの各種配線を接続し、パネルを固定してようやく作業完了となった。ストライプは当面このまま放置する。
補足:作業依頼先
今回の作業は、同じ町内のカツミオートボディーさんに依頼した。たぶんピアッツァの修理は初めてだと思うのだが、(実際には結構苦労したのかもしれないが)さらりとこなしてしまったので、相当な実力をお持ちなんじゃなかろうか。金額的にもおそらく普通だと思う(これまで頼んだニッパやハトリックスが異様に安かっただけで)。