第278回 ピアッツァ横浜オフ

例年だと7月の横浜オフは行かないか、仮に行ってもエクストレイルでの出動なのだが、板金作業のためしばらく乗っていなかったとか、持っていかなければならないブツがあるとかの理由で、珍しくピアッツァで行くことにした。

ブツ準備

ブツは色々あり、まずは交換したドアについていた後期型用の各種部品だ。ハーネスとか、パワーウィンドウのアクチュエーターだとか、スピーカーボックスにロータスエンブレム等々、自車には無用の長物にすぎない部品を放出する。

そして、ドアを自宅裏に置くために、元々そこにあった部品箱を整理していたら出てきた同じくJR130には適さないものを放出する。とりあえず灰皿とウィンカーを対象にする。灯火類は試しにヤフオクに出してみる。

ここまではまだわかるのだが、部品箱整理過程で発生した腐った材木にも需要があったので、これも持っていくことになった。

決死の出動

暑いことはわかっていたので、前夜のうちにトランクへの積み込みを済ませておき、当日は主に冷却系(クルマではなく自分)の準備をして出発した。

決死とかふざけて書いたのだが、まったく馬鹿にできないほどの暑さであった。この酷暑下をヒーターオンリー車で走る行為を決死ではなく何と言えば良いのか。ピアッツァもあっという間に音を上げた。

そして自分にも影響が及ぶ。あちこち冷やしたり塩分チャージしたりと対策は打っているのだが追いつかない。ピアッツァで来てしまったことを後悔しつつあったが今さらどうしようもない。徐々に指先の痺れや口の乾きを感じるようになったので、途中でクリエイトを探して停める。

その後は主に環状2号と第三京浜なので、それまでに比べれば多少楽ではあったが、酷暑であることには変わりはない。ヒイコラ言いながら、どうにかこうにか都筑PAに到着した。

思わぬ需要

ピアッツァはそれなりの台数が停まっているものの、ただ停まっているだけで周りには誰もいない。人々は皆隅っこの日陰スポットに居る。自分ももちろん折りたたみ椅子とクリエイトで買ったおにぎりと菓子パンを持ってそこへ向かう。こんな時に延々クルマの周りでダベるのは冗談でもなんでもなく自殺行為である。

飯を食い終えたところで、載せてきたブツを日陰に広げる。案外灰皿を欲しがる人が多くて驚く。コレにこんなに需要があるとは。

あとは基本的に日陰でダベっているだけのいつもの横オフ…なのだが、日陰でもとにかく暑い。よくわからないが横オフ史上トップレベルの暑さなのではないだろうか。少し日が傾いてきた3時頃になってようやくウロウロしだすが、それでも暑いことには変わりはない。

4時前ぐらいに都筑PAを出て、5時頃に港南台のロピアに寄って晩飯(作るパワーが無いので食材ではなく惣菜)を買って帰宅。ヘロヘロになりながらソッコーでシャワーを浴び、買って帰った晩飯を食った。

普段は日付が変わる前に寝ることはそうそう無いが、この日はさっさと寝てしまった。体力の消耗が相当酷かったようだ。やはりこの時期はエアコンレス車で行くもんじゃないと痛感した。エアコンを直すか、そもそも行かないかの二択だろう。

実はうちから都筑PAへは、逗葉新道・横浜横須賀道路・横浜新道・第三京浜の大名コース(1330円)を使えばほぼ停まることなく行けてしまうので、往復するとエンジンオイルが買えるぐらいの金を払うという手もあるのだが…