リヤハッチ部の錆取り

このピアッツァのハッチ部分のウェザーストリップ周辺はずーっと前から錆びている。POR15を塗ったり、穴が空いてしまったところをアルミテープを貼ったりしてその場しのぎをし続けていたが、錆がじわじわ侵食し、遂に外から見えるようになってしまった。

それでもメンドクサイので放置していたのだが、ドアとフェンダーを替えたために自ずとストライプを貼り直すこととなり、そうなるとここをどうにかしておかないと貼り直すにも影響があるし、貼り直した後に錆取りするのは無駄だし、とにかくさっさとやるに越したことはない。こうして遂に重い腰を上げてここの錆取りをすることにした。

やることはいつもと同じ。とりあえずドリルにアタッチメントを付けて削る。ストライプより上は塗り直すつもりなのでガーッと削ってしまって構わない。それより下は温存するので、手が滑って余計なところを削ってしまうことは意地でも避けねばならない。

削ったらさっさとPOR15を塗る。これはいつも蓋が鬼門なのだが、今回は事前にオープナーを用意していたので簡単に開封できた。70円でこの効果は素晴らしい。

塗ったらさっさとグラスファイバーで穴を覆い、さらに上からPOR15を塗る。はみ出たグラスファイバーは気にせず放置する。

ついでにこのあたりも錆取りし、同じくPOR15を塗る。

POR15はすぐに乾く。乾いたらグラスファイバーをハサミで切りそろえる。

凸凹や段差がどのぐらいあるのか、このままだとわかりにくいので、一旦サフェーサーを塗る。

やっぱり結構な凸凹具合だ。これはみっともない。

紙ヤスリではやってられないので、米国のスーパーで買ってきたリューターに、ダイソーで買った刃物を装着して削る。余計なところを削るとPOR15が剥がれてしまうので気を使う。

ある程度削ったところでやめる。

そしてパテで覆い隠してしまう。

乾燥したら、あとはひたすら平滑化する。多少の段差は残るが、ほとんどはウェザーストリップに隠れるのであまり気にせずやる。

マスキングして、塗料のオカジマで調色してもらったスプレーを塗る。

この上からプラモデル用のクリアを塗ったのだが、耐久性観点でよろしくないとの指摘があったため、粗目コンパウンドで削ってクルマ用のクリアを塗り直した。プラモデル用の方が粒子が細かくてキレイになるのだが、耐久性も重要なので致し方ない。

マスキング部分に段差が残るが、これはストライプで隠れるのであまり気にしない。一応コンパウンドで削っておく。

とりあえずこれで錆取り作業はおしまい。あとはストライプを貼るのを待つだけとなった。