Vespa LX125ie パチモン時計に交換

Vespa LX125ieは、メーター内にデジタル時計を搭載しているが、購入後暫くしてから調子が悪くなっていて、かなりの頻度で不動を決め込んでいた。たまに動くこともあるが、当然時刻はあっていない。

時計は淡々と動いてくれないと意味がない。そこで、そういった用途に最適なチープカシオを1年半ぐらい前に後付けした。

この場所はちょっと格好悪いので、左側のミラー付け根あたりに移設した。

特に不満もなく使っていたが、AliのBlack Fridayセールを漁っていたらこんなものを見つけてしまった。

ご丁寧にLX用も用意されている。

どう見てもパチモンなんだが、こんな値段の純正を買わされるのに比べれば、コレで十分じゃないかと感じる。品質を考えたら高すぎるだろコレ。

否、そもそもチープカシオで何ら問題無いんだけど、ご丁寧に青まで用意されているところに惹かれてしまい、Black Fridayの雰囲気にも抗うことができず、結局注文してしまった。

そして届いた時計は、チープカシオを遥かに凌駕するチープな作りだった。値段がチープなだけで中身は超優秀なチープカシオに比べると真逆。適当にパチンとはめ込むだけ。雨が降ったらあっという間に壊れそうだ。分解不可(電池交換不可)だけど雨に強い方がマシなんじゃないか。

まあ買ってしまったものはしょうがない。チープカシオを剥がして、付属の両面テープで装着した。

仕事の関係で暗い時間に乗ることが多いのだが、夜間の視認性は非常に悪い。Aliのサイトでは夜光塗料が使われているとしか見えない画像はあるが、全くそんなことはない。さすがパチモンだ。

昼間は、まあ普通に見える。但し、その前のチープカシオが白文字盤+黒針で非常に見やすかったのに比べると視認性は落ちる。これは比較対象が悪い。

そんなわけで、いつまで使えるか全くわからないので、外したチープカシオは大事にとっておく。学生時代から使っている大事なやつなので簡単には手放せない。

そのいつまで使えるかわからないパチモンだが、外観のミテクレだけはチープカシオより上だ。チープカシオの醸し出す雰囲気も捨てがたいが、それはまた別の話。

とりあえず壊れるまでコレにしとくか。