PIAZZA meeting 2023(と、その前後)

2021年、2022年と行けなかったので、2020年以来の参加となった。

勝手はわかっている(特に何も特別なことはない)ので、前日にざっと洗車や車内整理だけして、一応折りたたみ椅子だとか、カメラだとかを積んでおく。

そして当日。5時過ぎに起きて天気予報を見たらなんと雨。大気が不安定だとは聞いていたが、一応晴れ予報だったのに雨か。5時半には出るつもりだったのに、気持ちが萎えてしまってダラダラしてしまい、6時すぎにようやく出発する。

せっかく洗車したのに夜中に降ったようだ。どうせこの先も降るけど。

朝焼けは見えるが雲行きは怪しい

ガラガラなR134を西に進む。朝早いのに散歩している人が多い。そして、その人達は軒並み海だとか空だとかにスマートフォンを向けて写真を撮っている。何があったのかと思ったら虹が出ていた。

相模湾から登る虹

虹は相模湾から登り、R134を跨ぐように内陸側に落ちていく。虹が出ているということは湿っぽいわけで、実際西の方は滅茶苦茶雲行きが怪しい。雨が降るのも時間の問題だと思う間もなく降ってきた。どうしようもないのでそのまま進む。いつもの柳島のENEOSで給油し、そのまま西湘バイパスを進んで国府津ICで降りる。その頃には雨は止んでくる。以前誤動作したETCは普通に動いた。アンテナをフロントウィンドウに移したのが良かったのだろうか。

晴れていて撮影日和なら東名高速でワープして撮影時間を稼ぎたくなるが、どうせ富士山も見えないのでやる気が出ない。金をケチりたくなってR246を選択する。どうせ10分ぐらいしか変わらないのでこれでいいのだ。坂道を登りきったところにあるセブンイレブンで一休みする。R246走行中に、富士山スカイラインが交通規制だとかいう電光掲示板表示が出ていたので調べてみたら、チャリンコのヒルクライムをやっているようだ。西臼塚駐車場(紅葉スポット)に行くつもりだったのに巡り合わせが悪い。

こうなると、残るルートは裾野からのR469一択になってしまう。結局いつもの道か。

行動パターンもいつも通りになってしまい、R469沿いのいつもの撮影スポットに寄ってしまう。雨は降ったり止んだりしており、暗い写真になってしまう。まあこれはこれで。

その少し先にある別の撮影スポットにも寄る。こっちも暗い。

前に後ろに行ったり来たりしていたので結構な時間が経ってしまった。一応9時開始ということになっていて、既に9時になってしまっている。とはいえ、開始時間なんてあってないようなものだということはわかっているのであまり気にしない。そのままR469を西進し、富士宮道路を北上して開催地の「もちや」に向かう。

約30分ほど遅れて到着したが何の問題もない。自分より後にも何台も来た。

到着してしばらくは曇っていたが、徐々に富士山が姿を表した。昨晩寒かったようでかなり雪が増えた。全て見えていることはなく、大抵どこかしら隠れている。

5時間ほどテキトーに過ごしてPIAZZA meetingは終了。

そのまま帰るのも勿体ない。ひとまず北上して道の駅朝霧高原に寄って土産物を買う。その向かいの道路や空き地が良い雰囲気だったので、そこで即席撮影会にする。

その後は勝手知ったる撮影スポットに向かう。だいぶ日が傾いて周りが全て黄金色になった。残念だが富士山はほとんど見えない。

終点まで行っても変わらず。

しょうがないので夕景撮影に切り替える。

山の向こうに日が沈んだ。帰ろうとして山を降り、R139を南下していると、さっきまで隠れていた富士山が顔を出している。何だよ、もうちょっと待ってりゃよかった。

そのまま帰るのが悔しかったので思わず脇道に入ってしまう。

先ほどの撮影スポットに戻った頃には、富士山は半分ぐらい隠れてしまっていた。

終点まで行くと、さらに隠れてしまっている。今日はそういう日なんだろう。

今度こそ帰る。県道71号を南下していると、またしても富士山がはっきりと顔を出したが、もう撮影スポットに戻るのはやめる。

そのまま富士宮道路に入って淡々と下り、自動車専用道路が終わったところから少し離れたところにあるマックスバリュで土産物を買う。小腹がすいたので軽食も買う。

買ったものを食いながら帰路を調べる。東名高速は恒例の大井松田渋滞、R246も同じく山北あたりまで数キロの渋滞。今年はそのあたりの渋滞路を何度も通っていて正直飽き飽きしている。そのため、箱根超えを選択する。

箱根までは新東名、東名、R469と選択肢がある。R469と新東名では15分程度しか変わらないようなのでR469にする。この時間なので超快走路だろう(但し真っ暗)。

R469は予想通りスカスカで、ほぼ止まることなくR246の裾野に出る。少し南下して長泉ICから伊豆縦貫道に入り、三島塚原ICで降りてR1に入る。バイクだったら素晴らしい快走路なんだが、ピアッツァには斜度が強すぎて少々荷が重い。とはいえ交通量も少なく快適だ。すぐに頂上に到着。気温は3度。寒い。

少しだけ仮眠してから出発する。もう20時近いので、箱根新道の渋滞は解消しており、交通量はそこそこあるが流れている。そのまま西湘バイパスに入る。こちらも快適だ。西湘PAで最後の休憩をして、そのままR134を東進し、茅ヶ崎で産業道路に逸れて小林屋で晩飯にする。寒い時は味噌ラーメンだ。

行きと同じく柳島のGSで給油。燃費は9.2km/Lだった。自動車専用道路は西湘バイパスと富士宮道路しか使っていないが、ほぼ渋滞なし・エアコン不使用で快走路ばかりだと燃費が良い。

22時過ぎに帰宅した。中華品のLightning延長ケーブルが充電しなくなった以外は全くトラブルもなく、極めて快適なドライブだった。

撮影について

K-1 MarkII + TAMRON A09を中心に、たまにD FA★50/1.4 を使った。背面液晶でも違いはわかるがMacのモニターで見ると差は明確だ。比べさえしなけりゃA09で別にいいじゃんという気がしてしまうのだが、A09でくっきり撮ろうとするとF4以上、できればF5.6にしたい。F1.4でも合焦していればきっちり解像するスターレンズはやはり別格だ。

とはいえズームレンズの利便性もそれはそれで魅力的だ。そうなるとD FA24-70mmに手を出したくなってしまうのだが、値段も高いしデカ重だしで、なかなか踏ん切りがつかない。まあいつか踏ん切ってしまう気はするのだが。