黒塗りとは言っても、ホイール全体を黒く塗るわけではない。放射状に並んでいる36個の小さい黒い(黒であるべき)穴の塗装が剥がれてしまったり、汚れが落ちなくなったりしているので、それを黒く塗り直す。
元々汚いのに、無駄に高圧洗浄機をかけて輪をかけてみっともなくなってしまったので、ある意味自業自得だったりする。その原状回復が目的だ。
着手する前はこんな感じで、ホイール自体は電動ドリルで磨いたのでそこそこ見られる状態なのに、黒くあるべき場所が全然黒くないので、全体的にダメに見えてしまっている。
汚れ落としも兼ねてホイールクリーナーをかけてブラシで擦ったがこれが限界。それはとっくにわかっているので、ここはもう黒く塗る一択だ。手持ちの艶消し黒のスプレーを使い捨てプラコップに向けて吹き、溜まった塗料を筆で塗る。
昼休みのうち、飯を食ったりした残り時間を2日分使い、一通り塗った。多少はみ出ても、シンナーで拭い取ってしまえばわからないので気にしない。
結果、かなりいい感じになった。
とはいえ、物理的に筆が入り、且つ見える場所しか塗れないので、どうしても1回では終わらない。ホイールを半回転させると塗り残しが現れる。
これを塗ってようやく終了となる。
とりあえず右側は電動ドリル磨き・黒塗りともに終わった。それに対し、左側は電動ドリル磨きすらやっていない(手磨きはやった)。勢いに乗って左側の電動ドリル磨きもやってしまった。
磨き終わったところで、水落としも兼ねて試運転に出かける。左側は黒塗りがまだなので画竜点睛を欠くが、それでも気分は良い。
ホイール関連の作業は、残すは左側の黒塗りだけとなった。そのうち気が向いたらやるとしよう。