ラジエータ交換

ピアッツァがエアコン再々修理から帰ってきた翌日。ツーリング日和だったので、午前中にK1100RSでウロウロした後に、ピアッツァで買い出しに出かけた。ツーリング日和ということは、即ち清々しい晴天なので、エアコンの効きを確かめるのにも好都合ということだ。しかも午後のほうが暑いので確認には適している。

で、結果はというと、まあとりあえず冷えているという感じだった。予想通りではある。

それはいいとして、常日頃実施している冷却水残量チェックをしたら、随分と減っていた。これはおかしい。そして、なんとも嫌なものを発見してしまった。

冷却水残量は頻繁に見ているが、さすがにラジエーターの筐体チェックはしていないので、前からこうだったのかは定かではない。

ただ、今回の減り具合(リザーバータンクの下限近くまで減っている)から考えると、エアコン修理をきっかけに、または偶々同じタイミングでラジエータが劣化損傷して漏れが発生したと考えるのが妥当だろう。

それ以降、ちょっと乗っては漏れ具合を確認することを何度か繰り返したが、ほんの少し乗るだけでもじんわり漏れてくるので、残念ながらラジエータ修理は避けられないと判断した。

おそらく前オーナーは交換していないだろうから、このラジエータは約40年使われたことになる。ラジエータは消耗品であり、天寿を全うしたと考えるのが妥当だ。

というわけで、富士電機工業所でのエアコン再々修理から帰ってきてから数日後、今度は小山ガレージへラジエータ修理に行くことになってしまった。仕事を早めに切り上げて持ち込んだ。

純正部品がないことはわかっていたので、ラジエータ本体はラジエータ屋さんが現物修理し、コアも入れ替えたのでほぼ新品同様になって戻ってきた。

ついでに、以下の作業を実施した。

  • ATFクーラーホースの交換(経年劣化に伴う)
  • ファンシュラウドの塗装(ラジエータとの仕上がりの差が激しすぎるので)
  • ヒーターホース交換

ヒーターホースは、見た/触った感じでは必然性は感じられなかったのだが、3年ぐらい前の冷却水漏れに伴うホース交換をきっかけに、それ以降は何かを変えると別の何かが壊れることを何度も繰り返していたので、気持ち悪かったので交換を依頼した。勿論純正部品は出ないので、汎用ホースを継手で繋ぐことになる。

それだけならいいのだが、ホースのニップルが錆びて朽ち果てていて、新品交換/ワンオフ製作する等、変なところで手間がかかった(自分がやったわけじゃないけど)。

そして約2週間後、修理を終えて戻ってきた。
結局4月はほとんど工場に行きっぱなしだった。

料金は、ラジエーター交換(ATFホース等含む)が11万円、ヒーターホース交換(ニップルの製作等も含む)が6万円。後者はほぼ安心料なんだが、今度はヒーターコアが壊れるんじゃないかという不安と戦わざるを得なくなってしまった。本末転倒のような気が…