ピアッツァがエアコン再々修理から帰ってきた翌日。ツーリング日和だったので、午前中にK1100RSでウロウロした後に、ピアッツァで買い出しに出かけた。ツーリング日和ということは、即ち清々しい晴天なので、エアコンの効きを確かめるのにも好都合ということだ。しかも午後のほうが暑いので確認には適している。
で、結果はというと、まあとりあえず冷えているという感じだった。予想通りではある。
炎天下でのエアコン稼働具合が気になるのでピアッツァで買い出しに行く。暑くない程度には冷えているがキンキンではない。保冷剤を入れたクーラーボックスから出したビールみたいな感じ。四月でこれだと夏はキツい気がするが熱風が出てくるよりは格段にマシ。
ついでに朝Kで通った場所にまた寄る。 pic.twitter.com/jAyJ3dE7PH— m.sota (@msota_RS) April 9, 2023
それはいいとして、常日頃実施している冷却水残量チェックをしたら、随分と減っていた。これはおかしい。そして、なんとも嫌なものを発見してしまった。
気になったので水回りを観察していると、ラジエータのアッパーホースの下辺りが緑色になっているのを発見した。これはちょっと… pic.twitter.com/KhzY2EJrdg
— m.sota (@msota_RS) April 10, 2023
冷却水残量は頻繁に見ているが、さすがにラジエーターの筐体チェックはしていないので、前からこうだったのかは定かではない。
ただ、今回の減り具合(リザーバータンクの下限近くまで減っている)から考えると、エアコン修理をきっかけに、または偶々同じタイミングでラジエータが劣化損傷して漏れが発生したと考えるのが妥当だろう。
それ以降、ちょっと乗っては漏れ具合を確認することを何度か繰り返したが、ほんの少し乗るだけでもじんわり漏れてくるので、残念ながらラジエータ修理は避けられないと判断した。
走行後に確認してみると、ホース周辺からは漏れておらず、ラジエータ本体の特定の場所から滲んでくるので、本体の老朽化の可能性が高そう。もう40年モノなので仕方がない。 pic.twitter.com/Dc0TdEHmq8
— m.sota (@msota_RS) April 11, 2023
おそらく前オーナーは交換していないだろうから、このラジエータは約40年使われたことになる。ラジエータは消耗品であり、天寿を全うしたと考えるのが妥当だ。
というわけで、富士電機工業所でのエアコン再々修理から帰ってきてから数日後、今度は小山ガレージへラジエータ修理に行くことになってしまった。仕事を早めに切り上げて持ち込んだ。
いつもの工場がピアッツァ屋さん化していた pic.twitter.com/LFN2Bb5gZ9
— m.sota (@msota_RS) April 14, 2023
純正部品がないことはわかっていたので、ラジエータ本体はラジエータ屋さんが現物修理し、コアも入れ替えたのでほぼ新品同様になって戻ってきた。
ラジエータの修理が終わったようだ。ここがキレイだと冷えそうな気がする。 pic.twitter.com/7Wtg3ADcNj
— m.sota (@msota_RS) April 20, 2023
ついでに、以下の作業を実施した。
- ATFクーラーホースの交換(経年劣化に伴う)
- ファンシュラウドの塗装(ラジエータとの仕上がりの差が激しすぎるので)
- ヒーターホース交換
ヒーターホースは、見た/触った感じでは必然性は感じられなかったのだが、3年ぐらい前の冷却水漏れに伴うホース交換をきっかけに、それ以降は何かを変えると別の何かが壊れることを何度も繰り返していたので、気持ち悪かったので交換を依頼した。勿論純正部品は出ないので、汎用ホースを継手で繋ぐことになる。
それだけならいいのだが、ホースのニップルが錆びて朽ち果てていて、新品交換/ワンオフ製作する等、変なところで手間がかかった(自分がやったわけじゃないけど)。
そして約2週間後、修理を終えて戻ってきた。
結局4月はほとんど工場に行きっぱなしだった。
メチャクチャ冷えそうになって帰ってきた pic.twitter.com/sFNE6EFLbB
— m.sota (@msota_RS) April 28, 2023
料金は、ラジエーター交換(ATFホース等含む)が11万円、ヒーターホース交換(ニップルの製作等も含む)が6万円。後者はほぼ安心料なんだが、今度はヒーターコアが壊れるんじゃないかという不安と戦わざるを得なくなってしまった。本末転倒のような気が…