ISUZU FESTIVAL 2022

いすゞ界隈(なんか嫌な言い方だな)で現存する最大のイベントとして、ISUZU FESTIVAL(いすゞミーティングと呼ぶことの方が多い)というものが前世紀から年1回開催されている。2000年代の前半ぐらいまでは何度か行ったことがある。思い出深いのは2001年のAsso di fioriお披露目回だった。それ以外にも何度か行った。

このミーティングは大概にして愛知県近辺で5月下旬から6月中旬あたりで開催されている。神奈川県からは少々遠い。横浜オフみたいにヒョイッと行ける場所ではない。そのため、2000年代中盤あたりで本業超多忙等々に伴いクルマに対するモチベーションが低下し始めたあたりから足が遠のきはじめ、一度行かなくなると行かないことが当たり前になり、そのうちどうでもよくなり…といった流れで自分とは関係ないものになっていった。

そんなわけで、毎年のようにエアコンのせいにしたりエンジンのせいにしたりと行かない理由を並べていたのだが(要するにメンドクサイから行かないだけなんだが)、2022年はこれまでとは少々様相が異なる。ワンオフマフラー製作、シリンダーヘッドオーバーホールを経て快調に走るようになっており、遠征欲・運転欲が高まっている。まだまだ不安を伴うのは確かなのだが、それも伊豆箱根周遊等を経てある程度は行けそうだという確証を得ていた。

そんなわけで、久しぶりに参加してみることにした。梅雨入り前の暑苦しい時期であり、積極的に運転したくなる天候ではないのはわかった上での話である。

旅程

香嵐渓(愛知県豊田市)までは片道約300km。旅程については少々真面目に考えなければならない。以前は当日早朝というか前日深夜というか、とにかく夜中出発で一般道を主に利用して途中仮眠、のような痺れる行動をとったものだが、こんなのは体力的にそろそろ厳しく、ある程度は金で解決せざるを得ない。

そんなわけでこちらのツアーに参加させていただくことにした。

さて当日どうやって岡崎まで行くか、それとも岡崎は飛ばしてトヨタ博物館からにするか…なんて考えていたところに、実は前日の6/3(金)は弊社は年間休日数調整のため休暇であることが判明した。家人にその話をすると、じゃあ前日から行けばいいじゃんという話になり、3000円~4000円の安宿を探していたところ、キャンプじゃないのかと突っ込まれ、あぁそういえばその手もあるか(暑苦しいピアッツァでキャンプなんて考えもしなかった)、といった話の流れで6/3(金)はキャンプということになってしまった。

そんなわけで、大雑把な日程は以下の通り。

  • 6/3(金):静岡県西部でソロキャンプ
  • 6/4(土):ツアーに途中合流(トヨタ博物館訪問→豊田市駅前ホテル泊)
  • 6/5(日):ISUZU FESTIVAL@香嵐渓

6/4の後半からはある程度決まった流れに沿うので、自分で考えるのはその手前まで、ということになる。まず決めるべきはキャンプ場だが、位置的には静岡県西部または愛知県東部ということになる。ざっと調べてみた中で、自分の趣向にあっていた小川の里オートキャンプ場を選択する。キャンプ場までの移動は主に下道(高速代を節約してキャンプ関連費用を捻出)、キャンプ場からトヨタ博物館へもやはり下道となる(こちらはそれしか選択肢がない)。

どの道を通るかは、当日の渋滞状況を見て適当に決める。通りたい道、というのもの多少はあるが、寄れる時間があるかは不明だ。大概にして変なところで時間を食ってしまって寄れない。

準備

2015年のISUZU ML全国オフ(伊那)以来の遠出/全幅の信頼をおける状態かどうか不明/初のピアッツァソロキャンプ、といったようにあまり前例がない状況なので、珍しくGoogle Spreadsheetに積載物一覧表を作る。元ネタは毎度使っているバイクソロツーリング用のもの。

基本的にはバイクツーリング時と大差ないが、積載量のスペックが圧倒的に違うので、バイクほどミニマム化に対して神経質にならなくてもよい。折りたたみ椅子も、バイクだったら絶対に持っていかないであろうデカイやつを持っていく。反面、暑さ対策や途中での不具合停止対策が増える。バイクだったらクーラントや燃料ホース、冷却水ホースを持っていくことはない。そして、工具箱を持参しない勇気はない。

Day1 主に下道で浜松まで

それほど気合を入れずに普通に起き、テキトーに洗車し、9時過ぎに出発した。酷暑というほどではないが、そこそこ暑い。平日なのでそれほど混んでいないR134を西へ。箱根超えのつもりだったのだが、西湘バイパスが工事中という表示が出た。Google Mapに尋ねると御殿場超えを推奨されたので仕方なくそれに従う。大井松田ICそばの小さいモールに寄り、昼飯を買う。

ついでに、ダイソーに寄ってコレを買う。腰痛対策ではない。本革シートに背中が触れ続けていると暑くて仕方がないので、その対策だ。ついでに、冷感タオルを1本追加する。

淡々とR246を走り、道の駅ふじおやまで昼飯を食う。本来はもっと遠いところで昼飯にするつもりだったのだが、まったくそんなペースではない。遅すぎる。冷やし中華を味わっている余裕すらない。土産屋には寄らず、洗面所で冷感タオルを濡らすだけに留めて先に進む。

個人的に利用頻度の高いR469を疾走。この道は景色が良い。

自衛隊演習場に入り込みたくなるが、金曜日はご法度だ。何もせずにそのまま通過し、撮影スポットに到着した。残念ながら富士山は見えない。

もう一つの撮影スポットにも寄る。新緑の時期は初めて来た(いつもこんな時期は乗らない)。

R469を離れて富士市街へ南下する。R1に出て西に向かう途中で、Hard Stock富士店を発見した。せっかく下道で静岡を走るのだから是非寄りたいと思っていたHard Stockに遭遇してしまうとは。迷いもなくスパッと寄る。

コーナンプロやユニハードウェアみたいなものなんだが、静岡ならではの店内のだだっ広さが実に良い味を出している。同じもの、似て非なるものがたくさん並んでいて、錆取り塗料だけで一列使っていたりするのが実に楽しい。そして何より店名が拙作iPhoneアプリROADSTOCKを想起させるのが良い。

せっかくなので何か買いたいところだが、物色している時間がないので諦めてさっさと出る。本当は富士川の河川敷に降りて、東海道新幹線の富士川橋梁と富士山をバックに写真を撮りたかったのだが、残念ながらこちらも時間切れだ。Hard Stockも数分プラプラしただけですぐに退出してしまったというのに、一体何処でどう時間を浪費したのだろうか。確かに裾野で撮影に興じていた時間はそこそこ長かったが、せいぜい20分程度だったはずなのだが。御殿場超えを選択したことがミスだったのではないか。Googleさんの指示に従わずに野生の勘を信じるべきだった。もはや後の祭りだが。

仕方がないので清水ICから東名に乗る。次の焼津ICで降り、一般道を北上して藤枝岡部ICから新東名に乗る。時間の余裕がない限りは採用しないルートだ。藤枝PAで休憩し、浜松浜北ICまで走る。新東名の制限速度は120km/hだが、それで巡航できるような車ではない(窓全開しつつ120km/hというのはあまり気分が良いものではないし、クルマ自体の不安感も否めない)ので、90km/h制限のトラックと同様のペースで走る。

浜松浜北ICで降りて北上し、遠鉄ストア天竜店に寄る。ここがキャンプ場までの間に唯一存在するスーパーだ。ここを逃すと買い物のしようがない。晩飯の食材(というか惣菜)、酒を買い込む。

あとはキャンプ場へ向かうだけだ。天竜川沿いのR152を疾走する。素晴らしい快走路だ。

その後の県道285は打って変わって暗くて狭い典型的な3桁県道。対向車にビビりながら抜け、橋を渡ったらすぐにキャンプ場の入り口に着いた。

Day1 ピアッツァ de ソロキャンプ

坂道を下ると駐車場と事務所がある。事務所には誰もおらず、記入した紙と代金(2000円)を入れた封筒をポストに入れる、という原始的な仕組みだ。さすがに土曜日は誰か居るのだろうが、それほど客も来ない平日はこれで十分なのだろう。

さて、設営する場所を決めなければならない。このキャンプ場は、川沿い(コアサイト)、フリーサイト、区画サイトの3つに分かれている。一番それっぽいのはコアサイトなのだが、この日は風が強いのであまり気が進まないし、そもそも既にほぼ埋まっている。平日なのにみんな暇なんだな(人のことは言えないが)。

奥のフリーサイトはそこそこ人が多く、手前の区画サイトは少ない。区画サイトとは言っても、区画などあってないようなものだとキャンプ場自身が言っているので、人が少ないこちらを選ぶ。

とても本日来場者のビリから2番めに来たとは思えない素晴らしいロケーションだ。

場所が決まったので早速設営する。とは言っても今日はテントだけだと決め込んでいるので楽勝だ。ソロテントなど15分もあれば終わる。そして椅子とテーブル、あとは火遊びの道具と食い物を出して、まだ明るいうちから晩飯にする。

バランスを考えて野菜を混ぜつつ、地のもの(浜松餃子、焼津マグロの寿司)、焼けるもの(焼き鳥、合鴨スモーク)を含めたらこんな組み合わせになった。若干量が多いが、夜はまだ長いのでどうにかなるだろう。

これらの食い物越しにピアッツァが居るというのはなんとも見慣れない光景なのだが、これだけ長年乗っていて、キャンプも何十回もしているというのに、ピアッツァでキャンプというのはこれが2回目(1回目は1990年代の話)なので、見覚えがなくて当然ではある。

あとは小さいストーブでDIYの端材を燃やして焼き鳥を焼いたり、焼いてある餃子をまた焼いたり、持ってきた梅酒を温めたりしながらキャンプの夜を楽しむ。BGVは個人的定番のKenny LogginsのLive from the Grand Canyon。これを超えるキャンプ用ライブビデオに遭遇したいものだ。

完全に夜が更けたところで、これもキャンプ時の楽しみの一つだが、夜間撮影をしてみる。ただ、これは場内照明や他人の焚き火に左右されるので、やってみたら変な写真ばかりになることも多い。今回もその部類だったが、主に上空を撮る分にはそれほど邪魔にならなかった。

さて、そろそろ寝なければ翌日の活動に差し支える。タープがないので夜露を避けなければならないブツをテキトーにピアッツァに放り込む。嗚呼、クルマキャンプってなんて楽なんだろう。本来はシャワーを浴びたいところなのだが、使い方がさっぱりわからないので濡れタオルで身体を拭くに留め、歯を磨いて寝た。寒さが心配だったので一応春秋用寝袋も持ってきたのだが杞憂だった。夏用寝袋すら使わず爆睡した。

Day2 トヨタ博物館へ

この日の前半は、所定の時間にトヨタ博物館に行く、ということだけが目的なので、極めてテキトーに目覚める。距離だけで言えば100kmもないところに居るのでどうにでもなるだろうという魂胆である。

前夜テキトーに放り込んだ椅子やテーブルを出し、湯を沸かして菓子パンとレトルトシチュー(期限切れ品の消費)、ドリップ珈琲の朝飯とする。

設営に比べると片付けの方が面倒なものだが、バイクと違って収納に神経質になる必要がないので楽だ。とりあえずテキトーに突っ込めばどうにかなる(あらかじめ設備をミニマムにしているからではあるが)。片付けが終わったところで即席撮影会を始める。

次の予定があるので、いつまでも写真ばかり撮っているわけにもいかない。他の客はまだまだダラダラしている中を、英国紳士サウンドを奏でながらキャンプ場をあとにする。前日に続きR152を北上。相変わらず素晴らしい快走路だ。

途中でR473に分岐して佐久間へ。そして三遠南信道で東栄へ。道の駅設楽へ向かってGoogleさんの言うとおりに進むが、途中の県道431がなんとも酷い道でウンザリした。3桁県道で且つ100の位がデカい道にろくなものはない。

逆に2桁県道は素晴らしい道が多いの法則に則り、その後の県道10号はなかなかの快走路だった。暫く走って道の駅設楽に到着。八丁みそだれチキンカツサンドを買って昼飯にした。少ないようだが充分な量だった。

その後はひたすらトヨタ博物館を目指して西進するのだが、途中で睡魔に襲われて仮眠したり、いすゞミーティング会場の香嵐渓を通ってしまったりしたせいでいちいち時間がかかる。

途中のコンビニでLIFEGUARDをチャージしたりしつつ、猿投グリーンロードを通って長久手へ。適度なアップダウンが北海道を想起させる素晴らしい有料道路だ。

それを抜けると、愛・地球博(なんてものがあったなそういえば)の残骸であるリニアモーターカー等が高架で重なる妙なエリアを抜ける。

そのまま西進し、遂に目的地のトヨタ博物館に到着した。

Day2 トヨタ城下町を楽しむ

博物館の駐車場→博物館エントランスでツアー参加の皆さん(ほとんど勝手知ったる方々だが)と合流。

言うまでもなくトヨタ自動車はいすゞピアッツァ乗りとしては敵of敵なのだが、トヨタ博物館にはあのAsso di fioriをいすゞプラザができるまで保管していただいたという御恩があり、一度お礼も兼ねて訪れなければならないと思っていた場所である。

まあ、そんなネタ的な話は置いておいて、クルマ好きなら行って損はない場所であることは間違いない。たまたまいすゞプラザ訪問の数カ月後というタイミングでトヨタ博物館を訪問したのだが、規模や展示台数の圧倒的な違いは、比べたら失礼なレベルだ。奇しくも名古屋グランパスと湘南ベルマーレの資金力差と激しく類似している。いすゞプラザが駄目だと言っているのではない。トヨタ博物館が凄すぎるだけの話だ。そもそもいすゞプラザは入館無料なのだから土俵が違う。

博物館を楽しんだ後は名鉄豊田市駅前のホテルへ移動し、前日から渇望していた念願のシャワーを浴びる。そして若干の仮眠後、すぐそばの鳥貴族で宴会。鳥貴族なんて何年ぶりだろうか。

3500円で飲み放題・食い放題というチェーン店ならではの待遇だったので、思わず食いすぎてしまって胃もたれが酷い。このままでは眠れなさそうなので、豊田市駅周辺を散歩して消化を促す。食い過ぎ→散歩というのは遠距離出張時のルーチンになっているので、個人的にはごく自然な行動だ。1kmほど離れたところにイオンがあるのでそこまで歩き、翌日の昼飯を食いっぱぐれても問題ないようにカップラーメンを購入しておいた。キャンプ道具(コンロや鍋など)やペットボトルの水を持っているからこそできる下準備である。

そこそこ歩いたがやはり消化しない。それでもキンキンに冷房が効いた心地よい室内で布団に入ると、簡単に寝入ってしまった。

Day3 ISUZU FESTIVAL 2022

さていよいよ本番(?)である。ホテルから若干離れた駐車場からピアッツァ軍団が隊列をなして出走…と言いたいところだが、信号の関係で簡単に隊列は崩れてしまう。途中で単騎行動となり、普通にGoogleさん頼りで前日も行った香嵐渓多目的広場へ向かう。途中で明らかに同じ目的の117クーペやベレットを見かけたりする。

ほどなくして目的地到着。特に案内されることも、参加費用を徴収されることもなく、なんとなく道なりに進む。ピアッツァが並んでいる場所の最奥地が空いていたのでそこに停める。

ここからは、旧知の方々やネット上で見かける方々と話をしたり、他の車を見たりしてダラダラするだけである。ダラダラというと語感が悪いかもしれないが、このダラダラタイムはわざわざここまで来ないことには得られない至福の時間である。ダラダラこそが至高なのだ。

イベント自体は、開始の挨拶と地元の方々の太鼓の演奏がある程度で、他に何もない。それで十分ではある。日陰がない、飲み食いする場がない、トイレや水道すらない、といった無い無い尽くしではあるが、過去の経験や前日の訪問でだいたいわかっていたので予想通りである。そして案の定昼飯難民になってしまったので、クルマのそばで湯を沸かしてペヤングを食う。買っておいてよかった。

ひたすらダラダラしている間に、どうやら閉会していたようだ。徐々にクルマが減っていく。ピアッツァ軍団は比較的遅くまで残っていたのだが、高速道路をカッ飛ばして帰るならともかく、一般道志向の自分的にはあまり遅くまで滞在できない。名残惜しいが、ほどほどのところで退出する。

Day3 帰路

どうやって帰るかは決めていないが、とりあえず東海環状自動車道の豊田松平ICを目指して移動する。その途中で土産物を買うべく地場のスーパーに寄ったのだが、あまりめぼしいものがない。名古屋エリアは出張で数百回来ていて、もはや何を見ても珍しく見えないのが原因だ。そのかわり飛騨名物の「けいちゃん」があったので、それと日本酒だけ買った。

問題は帰路だ。既に夕方の混雑時間帯で、且つここからしばらくは市街地走行となる。一般道はつまらないことは見え見えだ。快速国道R23はあまりにも遠い。そのため苦渋の選択として新東名を選ぶ。スーパーで土産物を買えなかったのでサービスエリアに寄りたかったというのも理由の一つではある。

先ほど通り過ぎた豊田松平ICから高速に乗る。岡崎SAで土産物を買い、しばらくすると雨が降り出す。おいおい勘弁してくれ。

雨はしばらくすると止んだ。途中で猛烈な眠気を感じたため遠州森町PAで仮眠する。窓を開けていれば辛うじて暑くない程度の気温だったので寝ることができた。仮眠後は再び淡々と新東名を走る。新東名は走りやすいが、走りやすすぎて緊張感を失うし、景色にも変化がなさすぎて全然面白くない。東名にすればよかったとも思うが、遠回りになるので結局そのまま走る。

駿河湾沼津PAでの休憩を挟み、長泉沼津ICで降りて無料の伊豆縦貫道を通ってR1へ出る。つまり帰路は往路で乗りそこねた箱根超えだ。

快適なR1三島側を淡々と登る。つい先日走ったばかりなので心理的に余裕がある。トロい車を抜いたり、爆走車に抜かれたりしながら頂上に着く。さすがに寒い。

そしてこれまた淡々と箱根新道を下り、工事中の西湘バイパスを避けるために一旦小田原市街地を通って途中から西湘バイパスに乗る。非常に順調だ。行きもこのルートの方が早かったに違いない。出発が遅いので既にかなりの時間になっている。遅い晩飯を食うべく平塚でR129を北上して山岡家に入る。

入口付近に大学生ぐらいの若い男たちがたむろしていて何となく嫌な感じだが、平塚はこれが平常運転なので諦めるしかない。店内に入ると懐かしい獣臭さが漂っている。券売機でラーメンの食券を買って暫く待つ。ほどなくしてラーメンが出てきた。

宇都宮を中心とした北関東あたりによく遠征していた頃は、新4号沿い等の山岡家によく寄ったものだが、もう20年ぐらいご無沙汰だった。あーそう言えばこんな感じだったなー、という味だ。腹が減っていたこともあってガツガツ食ってしまい、口の中を火傷するまでがセットである。

いつもの柳島のガソリンスタンドで給油した。記録を取り始める前のことは覚えていないが、おそらく最高燃費だろう。前日の10.2km/Lも驚いたが、今日のほうがもっとすごい。

日曜夜の空いているR134を疾走して23:00過ぎに帰宅。三日間の走行距離は、GPS計測だが755kmということになっている。よく無事に帰ってこれたものだ。

トラブル皆無というわけではなく、途中でラジエータのロア側ホースから冷却水が滲んでいるのを発見してしまったが、これ以上悪化することはなかった。

とはいえ、あまり放置しないほうが良かろう。ちなみに当然のように純正のホースは出ないので、そのような事態に対応できる工場に出すしかなさそうだ。