エンジンオイル交換&下回り錆取り

2021年後半にヘッドOHしてから1年弱。その間、2500kmぐらい走った。近年にしては多い部類だ。

相変わらずエンジンの調子は良いが、若干ながら吹け上がりにガサツ感が増してきた気がした。2500kmなので距離的にはまだイケる気がするが、たまたま気温が高めで作業日和だったこともあり、エンジンオイルを交換することにした。数日前にK1100RSのフロントフォークオイルとデフオイルを交換したため、オイル処理箱にまだ3リットル程度の処理能力が残っていたというのも大きな理由。

エンジンオイル交換

エンジンをかけ、少し前に出し、元々前輪があった場所にスロープを置き、バックで乗せ、ジャッキアップして、ウマを下に置いて…といったいつもの手順をやり、100均アルミマットを敷いてオイル処理箱を押し込み、24mmソケットをつけたラチェットレンチを持って潜る。

右を少し持ち上げるだけでいける

オイル処理箱準備OK

ここで毎度おなじみの問題発覚。ドレーンボルトがやたらと固い。そこで以前も使ったスピナーハンドル+ジャッキ用のバーのセットを持ち出す。これで大トルクをかけることで無事にボルトは動いた。

いつものセット

一旦緩めたらあとは手でいけるのが普通なんだが、ここのボルトは回転が渋い。過去に誰かが何かやらかしたのかもしれない。しつこくラチェットで回しているうちに抜ける。出てきたオイルの色はそれなりに汚い。交換時期としては間違っていなかったように見える。

一旦ジャッキを降ろしたりしながらオイルが抜けるのを待つ。もういいでしょう、というところでドレーンを締める。前回換え損ねたドレーンのOリングも今回交換する。

辛うじて品番解読可能

オイルを入れて完了。今回はSIGMAブランド(三油化学工業)のPower Cleanというものを入れてみた。この選択にあまり深い意味はない。モノタロウでたまたま安かったので選んだに過ぎない。

ナントカオイル交換のたびに毎回現れる漏斗

下回り錆取り

折角持ち上げたことだし、時間の余裕もあることだし、以前から気になっていた錆取りをする。

EAGLETECでワンオフマフラーを交換したときに下から覗き込んだ際に、モノコックを補強する袋状のリブみたいなところに錆穴があることを発見していた。

よくこの程度で済んでいるというべきか

これがずっと気になっていたので、電動ドリルに錆取りアタッチメントを取り付けて削ってしまう。

狭いのでやりづらい

このぐらいで勘弁してやろう(届かないので諦めたとも言う)

削ったところにPOR15を塗る。体勢が悪いので非常にやりづらいが、どうにかこうにか塗り終える。

たかがこれだけなのに苦労した

あとは塞ぐだけだ。

グラスファイバーを適当な大きさに切る

POR15を塗ったところにあてがう

そこにさらにPOR15を塗る

もう1枚グラスファイバーを重ねる(同じことをする)

どうせ見えないので仕上げなどせずこのままでよい。実は反対側にも同じような穴があるが、まったく手が届かないのでまた次の機会に(とか書いてみたが、たぶんそんな機会はない)。

結果

ほんの少しだけ試運転してみたが、マフラー音のせいでエンジンのメカノイズが減ったのかどうか、あまりよくわからない。エンジンフードを開けて聞いた限りでは減った気がするので良しとしよう。

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  1. ピンバック: 青ストライプで初出走 | sabitori.com

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