SPECIAL EDITION化した際に、とりあえず手持ちのシルバーのストライプを貼ったものの、今ひとつピンときていなかったのは過去に書いたとおり。
その直後から、ストライプに関しては次なる策を模索していた。シルバーはイマイチだったので、基本的には青系統で、”SE”に近い色合いにしたい。
そもそも白+青というのは自分にとっては超定番カラーで、何らかの制約(その設定がそもそも無いとか)がなければ基本的にこの色を選ぶ。過去に乗ったバイクはGPz750R(青銀なので若干違うが似たようなもの)、K100RS(紺白)、SEROW225(青白)が該当するし、それ以外でも青系(SRX-4、Vespa LX125)が基本だった。そして未だに持っているK1100RSは青白に自家塗装した。どれも半ば無意識で選んでいる。
クルマは基本的に単色なのであまり2色使いすることはないが、ピアッツァは元々何らかの色のストライプが必ず設定されているクルマだ。せっかく白ボデーにストライプを貼るなら”SE”とのマッチングも含め、青系統しかありえないだろう。
そんなことを考えつつ青系統のストライプ商品を探してみると、これが案外難易度が高いことに気づく。
まず色の選択肢が少ない。何の変哲もない「ブルー」だったら無いこともないが、それは少々味気ないし、”SE”と色味が合っていない。ではカッティングシート屋さんがストライプ状に切って販売してくれたりしないだろうかと考えたが、そんな店もほとんどない。
使いやすい幅に切ってくれる店舗が1つだけあり、そこにしようかと半ば決めかけていたが、実はストライプのことだけを考えて商品を選ぶのは愚策で、その上にある”PIAZZA”ステッカーと同色にすることを念頭に置いて選ばなければいけない。
この店舗の場合、カッティングシートの素材として何を使っているかわからず、色見本の色名から想像することも難しい。つまり、”PIAZZA”ステッカーとストライプが色違いになってしまうことを意味する。これはあまりカッコ良くはない。
散々調べまくって辿り着いたのが”ORACAL 651″という素材。カッティングステッカー屋さんはこれを使っていることが多い。
そして、同じく”ORACAL 651″をストライプ状に切って売っている店舗が米 amazon.com にある(残念ながら日本国内で見つけることはできなかったが、実はあるのかもしれない)。ここで6.35mm幅(1/4インチ)のストライプテープを売っている。この組み合わせが、ストライプとステッカーの色を合わせるために最適だ。
次は色の選択だ。現物の写真にORACAL 651のいろいろな色を重ねてみてシミュレーションする。
その結果として選んだのが”King Blue”と”Brilliant Blue”の2色。
色味的にはBrilliant Blueの方が好みなんだが、実際に張ってみたら明るすぎて後悔しそうな気がしてしょうがなかった。米国から買う以上は送料の方が高くつくので、潔く2色とも買ってしまう。色見本だけで最適解を一本釣りできる自信はない。片方は無駄になるが致し方ない。
150フィート(約45m)もいらないのだが、長くて困ることはないのでそこは気にしない。それでも$13ほどなので、2本買って片方を使わなくても気にするほどの値段じゃない。
米国からストライプが届いた。予想通り、Brilliant Blueはかなり明るく、King Blue含め2色買っておいてよかった。早速現物でシミュレーションしてみる。
Brilliant Blueの鮮やかさも良いが、全体的な雰囲気を考えればKing Blueが無難か。Brilliant Blueまで思い切れるほど勇気がない。
それに加え、細いシルバーとの2色使いにするかも試してみたが、やはりシルバーと白ボデーの相性の問題か、2色ではなく単に細い青線に見えてしまうので、King Blue単色を選択した。
さて、方針が決まったので貼るか、と思ったところでピアッツァ自体が小山ガレージに行ってしまったのでしばし先送りになった。戻ってきてから、日曜日に早起きして貼り直し作業をした。
簡単そうな作業なのに案外手間取り、1時間半近くかかって作業を終えた。
Before / After pic.twitter.com/9Ms5b2SJNg
— m.sota (@msota_RS) December 4, 2022
いい感じだ。シルバーとは雲泥の差だ。何故このブルーストライプが純正色に無いのか(海外仕様にはシルバーボディに青系ストライプはある)。
こうなると、予想はしていたが”PIAZZA”ステッカーとの色合いの違い、ボロさの落差が気になる。
日陰で見るとかなり濃いので似たような色合いだが、日当たりの下だと違いが目立つ。こちらはこちらで対策しなければ。
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