どういうわけか千葉県の富津方面に行くことになってしまったので、そのついでにキャンプをすることになった(キャンプしようがしなかろうが、かかる交通費は同じなので)。
突然決まったので、予約枠があるキャンプ場は限られている。大抵空きがある例の清和県民の森キャンプ場の空きを調べたら残り少なかった。慌てて予約して事なきを得た。
3回目なので慣れているし、寒くもない(むしろ暑くて寝られないほうが心配)ため、極めてテキトーに準備をして出かける。節約のため大黒ICまで下道で行き、湾岸線に向かおうとしたら道を間違えて横羽線に行ってしまった。しかも故障車渋滞していて踏んだり蹴ったりだ。テキトーさが仇となってしまった。行き先名として「羽田」と書くのはやめてほしいものだ。
君津の「としまや」でチャーシュー弁当を買い、ジョイフル本田併設のジャパンミートで肉を買うところまで前回と同じ。
慣れているので安心感はあるが、旅ならではのわくわく感みたいなものはない。14時すぎに到着すると、いつものビリ到着ではなく4番目ぐらいだった。台風の影響を恐れてドタキャンが発生したのかもしれない。
案内されたサイトはいつもの谷側ではなく反対側。陽当たりが悪いので暗くて雰囲気が微妙なんだが、9月だというのに灼熱の最中とあっては実はこっちの方が都合が良かった。そして、こちらの方が広い。いつものワンポールテントとスクリーンタープを立ててもまだまだ余裕たっぷり。
一応スクリーンタープも立てたが、雨でもなく寒くもなかったので中に入ることはなく、夜露よけのためにしか使わなかった。
海沿いよりは多少涼しいので準備もスムーズに進み、設営を終えたところで乾杯。
特にやることもないので近くの滝まで散歩する。滝では奥の方のサイトにいた数名の若い男性陣が遊んでいた。公園からは増水の恐れがあるので川に入るなと言われているのに、怖いもの知らずだな。
日が暮れそうだったので火遊びを始めた。以前ここに来たときに買って使いきれなかった薪を使う。そこそこ量があって500円なのでお買い得だ。
火遊びを終えて晩飯にする。このステーキ肉はビミョーだった。
晩飯を終え、無料のシャワーを浴びてサイトに戻ると、火遊びを再開している人がいた。生酒を飲みながら火遊びを見守る。
暑さで疲れたのでさっさと寝る。PRO TREKによれば気温は22度程度なので、寝袋に入らずタオルをかけて寝た。まあまあ快適だった。
朝飯は珍しく目玉焼きつきにした。たまには良い。
渋々ながら片付けを始めると、徐々に日が高くなってきた。こちらは日陰のお陰でさほど苦労しないが、谷側だったら暑くて最悪な気分だっただろう。珍しくチェックアウト時間の30分前に片付けを終えて出発する。
ここからマザー牧場まではさほど遠くなく、30分程度で着く。以前LX125でツーリングしたルートなので、道はなんとなく記憶の片隅にある。
わざとらしい看板に出迎えられ、このイベントにより割り引かれた代金を払って中に入る。
場内の施設やら何やらについては特に書くことはないが、家族連れというか小さい子供にはまあまあ楽しいところだろう。大人だけで来る場所という感じは、あまりしない。
朝飯を食いすぎたので昼飯は食わずソフトクリームだけで済ませた。金谷のフェリー乗り場にそのまま向かうのではなく、一旦君津のジャパンミートまで戻って晩飯やら軽食やらの買い出しをする。さらについでに、郊外にあるJAの直売所で野菜等の自宅向け土産物を買い込む。
フェリー乗り場には出航の45分ほど前に到着した。さほど混んでいない。窓口でチケットを買ってしばし待ってから乗船。何度も乗っているのでデッキに出ず船内で過ごす。眠かったのでここぞとばかりに寝る。
日が暮れた頃に帰宅した。土産物や洗い物等の小物だけ片付けて、ジャパンミートで買ってきた弁当で晩飯にした。若干交通費がかさむのが難点だが、相変わらずこの千葉キャンプは全体的に満足感が高い。神奈川県とは異なる沿道の空気感、フェリーに乗るというイベント等がそう思わせるのだろう。
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